2004年、ユメセイキ推進会議は、千曲市あんずの里物産館において、ご当地うどんの名称発表会及び試食会を開催しました。これは特産小麦『ユメセイキ』の産地化と地産地消の推進の一環として、従来食べられてきたものとは異なる食感のうどんを地域特産の『ご当地うどん』として提案するためのものでした。

 

長野県には、「信州そば」、「更科そば」等、全国に名の知れた食品が数々あります。しかし、善光寺平は国内で最も小麦粉の消費量が多い地域であるにもかかわらず、「おしぼり」、「おぶっこ」といった、麺の食べ方については名前があるものの、「讃岐うどん」、「稲庭うどん」のような麺そのものにつけられた名前がありませんでした。

 

全国的にも各県で特徴ある小麦が開発され商品化されていく状況の中で、ユメセイキ推進会議では、この特徴ある品種「ユメセイキ」等を用いて、従来食べられてきたうどんとは異なる、特徴ある「ご当地うどん」(=「信州の夢」うどん)を地域特産品として提案したいと計画しました。「信州の夢」うどんは、県内産小麦100%で、「ユメセイキ」小麦の特徴である、滑らかで、モチモチした食感に、ていねいな水まわしと充分にこねた手打うどんの製法から生まれる、こしの強さが特徴です。

 

「ユメセイキ」については、地元商工関係団体でのうどんの試食、菓子等の商品試作の協力をお願いするなどしてきました。その特徴をいかして、広くご利用いただき、近い将来、数多くの新たな商品が開発されることを期待しています。 また、今後も地元農産物については、実需者の方々のご理解とご協力をいただき、広く関心をもっていただくことにより需要の拡大と定着を図る一方、田畑の有効利用をすすめ、生産の拡大を図り、地域の発展につながる地産地消を進めたいと計画しています。

 

「信州の夢」うどん認証要領 → こちら(PDF)

「信州の夢」うどん認定申請書 → こちら(PDF)

「信州の夢」うどん おいしい召し上がり方 → こちら(PDF)